世田谷区、プロポーザル?
JIAのAGもひとまず本年で終了ということですが、
http://www.next-city.com/main/modules/d3forum/index.php?post_id=763
プロポのスタイルになればなどとも考えつつ、当時
必死になって「建築家のメモ」を生み出した仲間の努力が思い出されるところです。
言い古されたスケッチとかとも違う、
現場の監理などのなかでも頻繁に現れ、
仕事の質に大きく作用する。現れては消えるような建築家の言葉も含む記録を意味したものです。
A3パネル1枚(縦)に表現するとしたもので、
必要により、合わせて設計者の口頭の説明も行われることを想定したものでした。
現在もJIA会館の地下倉庫に500パネル以上が保管されています。
当時、プロポの表現について、
公共建築協会(旧営繕協会)などでも、その程度について冊子が出来たりしておりましたが、今となってはそうしたこともどこえやら。
プロポーザルは、手間暇かけた案ではなく、人を選ぶことであったことが、
またいつの間にやら忘れられたのでしょうか。
手間暇かけさせるなら、それに見合った報酬が、各参加者に等しく支払われるのが当然でしょう。
いずれにせよ、6者は、気ままな発注者にもてあそばれ犠牲になったのではないのか・・・と思うところで、
丸善から出された「建築家のメモⅠ・Ⅱ」などを、
発注側のインハウスアーキテクト(残念ながらそんな存在すらすでにこの国では皆無なのかもしれませんが)は改めて
その意味について学んでほしいところだ。
http://www.next-city.com/main/modules/amaxoop2/article.php?lid=1
http://www.next-city.com/main/modules/amaxoop2/article.php?lid=3
世田谷部会なるものに期待したいが、
(世田谷区本庁舎等整備基本設計業務委託公募型プロポーザル 提案書の公開についてでは、)建築家の顔が見えてこない。
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/107/157/722/730/d00155652.html
どこの自治体にもあるような、とめどなく続けられるワークショップのような、ばかばかしく間抜けた経費の無駄遣いの再燃にならないことを願うのみ。
http://www.next-city.com/main/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=113
http://www.next-city.com/main/modules/d3forum/index.php?post_id=776